【ユダヤ教の教え】イスラエル政府の本音は“パレスチナ人の完全駆除”

ガザ地区におけるイスラエルとハマスの紛争が激化していることは大手メディアで毎日のように報道されているので皆さんご承知だろう。もともと両者は長年にわたって何度も小競り合いを続けてきたのは言うまでもないが、イスラエルのネタニヤフ政権が今回のようにガザ地区に対して徹底的な攻撃を加えたことは過去にない。

イスラエルにとっては“テロ組織”でしかないハマスによる自治をガザ地区の市民が追認してきたとは言っても、幼い子供たちがいることが確実な学校を空爆したり、多くの病人や負傷者が治療をしている病院に一斉攻撃を仕掛けるなど、過激さが度を越えている気がするのは筆者だけではないだろう。経済的にも軍事的にも依存している米国のバイデン政権が何度たしなめてもネタニヤフ政権は攻撃を止めない。なぜなのだろうか？

「ハマス殲滅というのは口実で、本当の狙いはパレスチナ人の全面駆除ですよ」
激しい言葉で記者に答えたのは中東情勢に明るい外務省関係者だ。当記事ではイスラエルが抱える問題と本当の狙いをタブーを恐れず（こっそり）お伝えする。