ボーイング787のリチウムバッテリ発火事故の最終報告がNTSBから出ましたが、結論は「内部ショートで熱暴走」しかし「何で熱暴走するような内部ショートが生じたかは不明」という(ボーイング社にとっては)バラ色の結論でした。 しかし、日本の報道は「GSユアサ電池の欠陥認定 「日本製」信頼低下で生産に影響も」(産経web版)という能天気あるいはアメポチ報道しています。
公聴会でGSユアサの人は、バッテリから過充電と言ったら充電停止させるスイッチを付けるべきと言っていますから、バッテリの都合を考えずに充電するようにシステムが組まれていたと思われます。 2005年の開発開始から2008年に完了したシステムを、2010年に75分で空の状態からフル充電できるようにするシステム変更がされています。過充電の再現テストでは、5.2Vで同様の内部ショート可燃ガス発生が再現されています。 地上で起きたということは、充電中の事故ということで、考えられる一番の原因は過充電です。電源マネジメントは仏タレス社で充電器は下請けのアノ韓国製です。 報告書が、この件について何も触れずに結論を出したということは、まことに不自然極まりないものです。 賠償の件もウヤムヤです。被害を受けたのが、主に日本の航空会社ということで、ボーイングも補償せずに済んだのでしょうか? 今回の、最終報告では、FAAに15件、ボーイング社に2件、GSユアサに1件の改善提案が出ていますので、NTSBとしては、FAAの認証に一番の問題があったというのが結論です。 ボーイング社には「サプライヤの管理しっかりしろ(システム変更とタレスの件でしょうねえ)」、ユアサには「工程管理をキチンとしろ(ユアサ:やってるもん)」なんですが、どうしてあんな新聞の見出しになるんでしょうかね?まあ株価には影響しなかったみたいですが。 新聞記者にはバカしかいないんでしょうねえ。
ボーイング787のリチウムバッテリ発火事故の最終報告がNTSBから出ましたが、結論は「内部ショートで熱暴走」しかし「何で熱暴走するような内部ショートが生じたかは不明」という(ボーイング社にとっては)バラ色の結論でした。
しかし、日本の報道は「GSユアサ電池の欠陥認定 「日本製」信頼低下で生産に影響も」(産経web版)という能天気あるいはアメポチ報道しています。
公聴会でGSユアサの人は、バッテリから過充電と言ったら充電停止させるスイッチを付けるべきと言っていますから、バッテリの都合を考えずに充電するようにシステムが組まれていたと思われます。
2005年の開発開始から2008年に完了したシステムを、2010年に75分で空の状態からフル充電できるようにするシステム変更がされています。過充電の再現テストでは、5.2Vで同様の内部ショート可燃ガス発生が再現されています。
地上で起きたということは、充電中の事故ということで、考えられる一番の原因は過充電です。電源マネジメントは仏タレス社で充電器は下請けのアノ韓国製です。
報告書が、この件について何も触れずに結論を出したということは、まことに不自然極まりないものです。
賠償の件もウヤムヤです。被害を受けたのが、主に日本の航空会社ということで、ボーイングも補償せずに済んだのでしょうか?
今回の、最終報告では、FAAに15件、ボーイング社に2件、GSユアサに1件の改善提案が出ていますので、NTSBとしては、FAAの認証に一番の問題があったというのが結論です。
ボーイング社には「サプライヤの管理しっかりしろ(システム変更とタレスの件でしょうねえ)」、ユアサには「工程管理をキチンとしろ(ユアサ:やってるもん)」なんですが、どうしてあんな新聞の見出しになるんでしょうかね?まあ株価には影響しなかったみたいですが。
新聞記者にはバカしかいないんでしょうねえ。