どうしようもない羊どもへ〜国際情勢ヨタ話

2022/09/14 16:31
b46674121079

ある親日家米国人の憂鬱
〜ニッポン低国に再びの経済バブルは来そうにない〜

米国人某情報機関関係者が先日作者にこんな事を言ってきた。「この間、お前が日本の欧米に対する『経済に関する相対的優位性』について、僅かながらも期待出来ると言っていたようだが、今の総理じゃ、やはり無理かな。好人物らしいが、あまりにも優柔不断、そして勘が鈍くてね。あと、取り巻きの能力が低いかな。俺達のところにもそういう情報が上がってるよ。あともう一つ、今の日本人じゃ、何が優位でどこが勝負所とか、全く理解出来ないのじゃないか?経済対策に限らず、今のコロナ対策を見ても、数週間にわたって世界最悪の感染状況なのに、延々と同じ事をやっているだろ。何で切り替える事が出来ないのだろうか?コロナなんか無視すれば良いだけだ。中共がやっている『対策』は日本人が考えているモノとは全く別物だからな。やはり、長年の教育がここまで日本人の感覚をダメにしたかな。」

この米国人は四半世紀以上日本で暮らし、日本人の親戚が居るほどで、もう治安の悪い米国に帰るつもりはないという親日家だ。その親日家が、日本人の酷い教育制度由来と考えられる、無気力、無関心、思考停止による「権威」への盲従について、強い懸念を示している。戦後教育は米国主導で形成されたという見方もあるが、ヨタ話作者は、両極端にブレやすいニッポン低国人の国民性も原因の一つではないかと考えている。戦前の国粋主義、軍国主義から、現在のふにゃふにゃした根拠の無い平和主義と悪平等を望む心性だ。この悪平等とは、要は、努力の有無にかかわらず同じ結果を望む態度だ。成功者をひたすら妬み嫉み、全員が不幸にならなければ気が済まない、向上心のかけらも無い腐りきった心持ちだ。

「みんなが我慢してマスクを着けているのだから、お前もマスクをしろ。」

「みんなが『副反応』に耐えながらコロナワクチンを打っている。打たないお前はずるい。」

「俺は運悪く貧乏だ。国が俺にカネを出すのは当然だ。金持ちから税金を取ればいい。」

「政治家や医者が高収入なのはずるい。あいつらの給料を下げて当然だ。」

これらが現代ニッポン低国人に共通する卑き心性ではないだろうか?「みんな」で不幸になるのであれば良いが、誰か一人が幸せになる事は「ずるい」ので許せない、腐り果てた社会だ。これでは、創造的な行為も無いだろうし、教育の現場がひたすらマスクを着けさせる無能教師の吹き溜まりである事から、まともな教育が行われていない事も自明だ。

この記事は会員限定です。サイトにログインが必要となります。

「国際情勢ヨタ話」の最新記事

アクセスランキング