メモ(BASE) 4年ほど前の「コロナ禍」だったとき、「巣ごもり消費」をキーワードに株価が俗に言う「テンバガー(10倍)」になった銘柄がある。 電子商取引(EC)市場のウェブサイト構築支援のBASE(証券コード:4477)である。 一時、時価総額は4,000億円に迫ったが、その後「巣ごもり消費バブル」が弾けたことで直近の時価総額は350億円と最盛期の1/10にまで落ち込んでいる。 市場関係者は「これから再浮上することは難しいだろう」と読み、ほとんど放置された状態だ。 そのBASEにいま触手を伸ばす企業がでてきた。 それは......。 GMOインターネットグループである。 20年の「巣ごもり消費バブル」で黒字になった後は、2期連続赤字を計上。今期(2023年12月期)も赤字予想であり「いつ死んでもおかしくない」(市場関係者)。 GMOはそこに目をつけた。 「いまなら安く買える。損益は赤字だが売上高は伸びている。経営陣を入れ替えれば立て直せる」 そう読んだという。 果たしてBASEがGMOの誘いに乗るか。見ものである。 〆
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メモ(BASE)
4年ほど前の「コロナ禍」だったとき、「巣ごもり消費」をキーワードに株価が俗に言う「テンバガー(10倍)」になった銘柄がある。
電子商取引(EC)市場のウェブサイト構築支援のBASE(証券コード:4477)である。
一時、時価総額は4,000億円に迫ったが、その後「巣ごもり消費バブル」が弾けたことで直近の時価総額は350億円と最盛期の1/10にまで落ち込んでいる。
市場関係者は「これから再浮上することは難しいだろう」と読み、ほとんど放置された状態だ。
そのBASEにいま触手を伸ばす企業がでてきた。
それは......。
GMOインターネットグループである。
20年の「巣ごもり消費バブル」で黒字になった後は、2期連続赤字を計上。今期(2023年12月期)も赤字予想であり「いつ死んでもおかしくない」(市場関係者)。
GMOはそこに目をつけた。
「いまなら安く買える。損益は赤字だが売上高は伸びている。経営陣を入れ替えれば立て直せる」
そう読んだという。
果たしてBASEがGMOの誘いに乗るか。見ものである。
〆