【ミツバチ 第21刺】

2015/02/15 13:20
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(二階堂より)連載が不定期になっていてごめんなさい。今回は、実名の人がいるのでいつもの倍の値段ですが、お許しを!
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21

「まったく、のんびりマッサージも受けられないんだからな・・・」
スパラクーア内の和食屋に入った俺とジョーは、いきなり生ビールをジョッキ4つ頼んだ。二人とも、さけを飲む量は半端ではない。ウォッカ20杯くらい飲んでお互いに倒れた事もあったが、それも今やいい思い出だ。
この手の情報商売は、カウンターパート、つまり、「A国政府職員 to B国政府職員」の間柄であれば、頻繁に情報交換をするのだが、俺には、表の身分の政府職員ではないため、定期的に会う、という事はしていなかった。互いに用事のあるときだけしか連絡しないので、1年以上のご無沙汰、なんてのは普通にある。
だが、俺とジョーは、何か知らないが最初からウマがあった。

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