フジテレビの今後が見えるＡＣジャパン枠状況と同局営業担当の小さな抵抗

フジテレビが中居正広問題についての対応と処理を誤り、世間から総スカンを食っているのはご承知の通り。1月途中からほぼすべてのＣＭ出稿がスポンサー側から差し止められ、大半がＡＣジャパンのＣＭ素材になっている。本来のビジネスルール上ではＡＣに差し替えられたＣＭ枠の出稿料金についてフジテレビは支払いを受けることになるので収入に影響が出ないはずだったが、フジテレビは自社の瑕疵によるやむない差し替えということと、今後の批判をかわすため、ＡＣ差し替え分の料金を各スポンサーに請求しない方針をすでに発表している。

3月までの2024年度における損失は数百億円に達する見込みで、フジテレビの営業担当局員たちは、ＣＭ送出システムにスポンサーから納品されているＣＭ素材データを入力する作業をする代わりに、今はひたすら一銭にもならないＡＣジャパン素材を入力し続けている状況だ。

こんなフジテレビだが、一部スポンサーとは3月〜4月にＣＭ復帰の密約ができているとの話もある。またＡＣジャパンを放送する中で少し姑息な抵抗をしているとの情報が入ってきた。急ぎお伝えしよう。