【情報分析官「J」のリポート】「普天間問題の迷走」

2010/05/02 05:52
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 一部の方から質問があったようですが、それにお答えしながらレポートを進めます。なお、ご質問いただいても個別具体的な話にはお答えできませんのでご了承ください。情報というのは常に動きが変わるものです。また、噂話でも、流してしまうと話自体がなくなったりするものです。情報をどんなに知っていても、当事者が動きを変える場合もあります。我々インテリジェンスチームは「予言者」ではありません。そこのところを十分にご承知ください。
 
 
 あらゆる国で「基地問題」は利害関係者が広範囲・多岐に及びます。基地を誘致する場合でも基地を撤収する場合でも政治的にかなりもめるのです。軍隊の部隊が使用する「武器」、兵士の「日用品」と、このことだけからでも利害関係者が広範囲で多岐に及ぶのは容易に想像できるのではないでしょうか。そのため、基地の存続を巡って政治権力闘争がなされます。ただでさえ政治的に非常にデリケートな問題なのです。
 
 ご存知のとおり、歴史的に複雑な経緯をもつ沖縄であり、普天間なのです。加えて、「米中密約」と密接に関係している「普天間問題」のようなかなり死活的に重要でデリケートな問題は、ごく限られた関係者しか知らず、またしらされていません。「米中それぞれの世界戦略の変更」や「米中密約」を知らない、知らされていない関係者がほとんどです。このこともあって、より一層の迷走をしてしまうのです。
 
 さらに利害関係は、

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