社会・情報・諜報
社会を疑い、世相を切る。時には厳しく、時には軽いタッチで・・・と、J-CIAの論客がお送りするニュースと情報コラムです。ほかのカテゴリに当てはまらないニュースもここで。インテリジェンスもここに合体しました!
【Tの視点】金正恩氏の訪中
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はじめに 2018年3月28日、中国国営新華社通信は金正恩・朝鮮労働党委員長が北京・中国を訪問したことを報じた。 今回の金正恩氏の中国訪問は金正恩氏が習近平氏の招請に応じたものとなっており、2018年3月25日〜28日の日程での「非公式...
中国の独裁が終わりの始まり
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昨年の共産党大会でほぼ習近平と王岐山の江派退治は完了していましたが、両会で習近平の主席任期が無期限 とされたことで、江派復活の芽が完全に摘み取られました。 江派で残っていた韓正は閑職に追いやられ、楊傑チの失脚が確実視され、王毅は寝返って習...
【Tの視点】南朝鮮には近づくな!李明博・元韓国大統領の逮捕と積弊清算
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はじめに 2018年3月22日(深夜)、韓国検察(ソウル中央地方検察庁)は収賄・職権乱用等の容疑で李明博・元韓国大統領を逮捕した。検察(ソウル中央地方検察庁)はソウル中央地裁に逮捕状の発布を請求。ソウル中央地裁は、ソウル中央検察庁が求...
【インテリジェンスJP】日本の技術が最高!超電磁砲(レールガン)開発の実態
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海軍研究の分野では世界的な名著とされる「The Naval Institute Guide to World Naval Weapon Systems」や「湾岸戦争 − 砂漠の勝利」等の著者で、軍事アナリストのノーマン・フリードマンが、「中...
【インテリジェンスJP】米英のサイバー、GEOINT(地理空間情報)への取組みを比較する
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イギリス国防省は、サイバーディフェンスと電子戦争分野で、より効率的且つ効果的な方向に向けた大統合を検討している。イギリスの国防省が先月、電子戦争とSIGINT(通信傍受・無線諜報)とサイバーディフェンスの統合運用に関する方針を発表した。「サ...
【Tの分析】日露外相会談と、誰も気づいてないロシアとの戦火の可能性
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はじめに 2018年3月21日、外務省飯倉公館において河野太郎外相はラブロフ露外相との会談を行った。 今回の日露両外相の会談はプーチン大統領の四選後初めての会談となった。 また、朝鮮半島情勢の変化、ソールズベリー・英で生じた「セルゲイ・ス...
【医師Rのつぶやき】認知症、大学病院さえ受診すれば平気?
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長寿社会ですから、親が認知症になり困る方、多いですね(認知症になった本人は、困った実感がないですが)。「認知症は治るのか?」と聞かれると、「治りません」と身も蓋もない返事になります(生きている限り、年をとりますから、加齢現象として認知機能が...
【プロ向け観測記事】馬毛島、防衛省は、立石からの買収頓挫メモ
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*注意。本記事は、一般の調査記事の形態をなしていません。「立石・馬毛島」でご存じの方だけが最近の参考情報としてみてください。本記事は、不当に高値で国有地化しないようにするための観測記事の面もあります。 -------------------...
【Tの分析】中国の新体制(第2期・習近平体制)発足に関する一考察・・・中国とロシアの類似点と今後の東アジア情勢についての現時点の所感
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はじめに 2018年3月19日、中国の全国人民代表大会(全人代)は国家主席・副主席に続いて他の重要人事・閣僚人事を選出した。このことにより、「第2期・習近平体制」は「共産党」と「国家・政府」の「陣容」の整備が公式に固まり決定されたこ...
独裁で滅びの始まり!習近平国家主席・王岐山国家副主席の選出
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はじめに 2018年3月17日、中国の全国人民代表大会(全人代)は、全会一致で習近平氏を国家主席に再選した。また、王岐山氏を国家副主席に選出した。国家・政府として「第2期・習近平体制」がここに公式にスタートしたことになる。 習近平国...
【インテリジェンスJP】CIA長官交代!対中強硬派、ポンペオ新国務長官が世界を変える!
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3月13日のティラーソン国務長官解任に伴う、ジーナ・ハスペルCIA副長官の新長官への指名によって、CIAの職員達はこれまでよりも心穏やかな日々を過ごせるようになるかもしれない。ポンペオ長官は非常に政治的な動きを好む人物であり、それが故に組織...
【病院に出ている寄付金はこんな感じ】
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製薬会社から大学への寄付金とはこんなもの。それぞれクリックすると大きくなる。
【インテリジェンスJP】最近の注目インテリジェンス
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欧米の情報関係者から聞こえてくる、短い注目ネタをまとめてお伝えするコーナー(?)であるが、今週は米国関連で二つと、イギリスから聞こえてきた話を一つ、お送りする。特に2番目の記事は、国際政治の動きを考える際に大事な視点となるのではないだろうか...
【Tの分析】中国の憲法改正
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はじめに 2018年3月11日、中国全国人民代表大会(全人代)は、中国国家主席の任期を「2期10年」までとする任期の規定を撤廃する憲法改正案を採択した。 他に、習近平氏が掲げる「習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想」の明記(憲法前文)、...
【インテリジェンスJP】台湾から中国への技術流出が止まらない
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台湾の政財界要人の多く(特に国民党)は、既に中国の経済力に食われており、かなり言いなりになってしまっているということは、周知の通りである。それに対する多くの国民の反感が、2年前の民進党(因みに日本の民主党が民進党に党名を変更した際、台湾の民...
【スクープ!】テレビ大阪、社会の木鐸はどこへ?『安倍嫌い』で映像隠蔽!!!
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書き換えと、安倍の忖度全く別!というわけでスクープだ。安倍政権幹部と最高検、大阪高検、大阪地検特捜部、マスコミ各位にはぜひ読んでいただきたい(でも社会部政治部のそれなりの記者なら知っているかも)! テレビ大阪のカネのない報道部員は、こっそり...
【Tの分析】韓国大統領特使団の訪朝結果
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はじめに 2018年3月5日・6日の日程で、韓国大統領府(青瓦台)は鄭義溶韓国国家安保室長を首席とする徐薫国家情報院長らで構成される特使団(5人)を平壌・北朝鮮に派遣した。鄭義溶韓国国家安保室長を首席とする徐薫国家情報院長らなる韓国大統領特...
【インテリジェンスJP】インドの大規模合同海軍演習が意味するもの
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ベンガル湾のアンダマン・ニコバル諸島周辺で、3月6日から8日間に亘って実施されるインド主催の大規模な合同海軍演習「ミラン2018」に対して、中国政府は神経をとがらせている。インド政府は、オーストラリア、ベトナム、インドネシア、バングラデシュ...
【インテリジェンスJP】米国サイバー軍司令官に任命される日系人将校と、連邦議会上院軍事委員会公聴会
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トランプ大統領が先月、陸軍のサイバー部隊の指揮官だった日系人将校のポール・ナカソネを、新しいNSAの長官に任用すると発表した。拙稿でも度々報じている様に、NSA長官は米国サイバー軍の司令官も兼ねている。そのナカソネ中将が今月の初めに、「トラ...
【Tの分析】青瓦台(韓国大統領府)が派遣した特使団
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はじめに 2018年3月4日、青瓦台(韓国大統領府)は鄭義溶韓国国家安保室長を首席とする特使団(5人)を3月5日・6日の予定で北朝鮮に派遣すると発表した。2018年3月5日午後6時、鄭義溶韓国国家安保室長や徐薫国家情報院長らの特使団(5人)...