Tの視点英国においてトラックの冷蔵コンテナから39人の遺体が見つかった事案に関する一考察

2019/11/14 20:26
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2019年10月27日、カレー(フランス)でフランスの司法当局が港湾で実施している積み荷や不法移民関連の定期検査で、渡英しようとしていたトラックの冷蔵コンテナの中から不法移民8人(アフガニスタン人、うち子供4人)が見つかった。
当該冷蔵トラックの設定温度は7度に設定されており、当該不法移民8人(アフガニスタン人、うち子供4人)は低体温症と診断され、地元の病院に搬送された。
当該冷蔵トラックを運転していたルーマニア人の2人はフランスの司法当局によって拘束された。
フランスの司法当局が実施する港湾での「定期検査」とされている。
だが、先日、2019年10月23日にロンドン(英国)近郊の工業団地(英国のロンドン近郊のグレイズ)で冷蔵トラックから39人(未成年も含む)の遺体が見つかった事案を鑑みると、インターポール(国際刑事警察機構)ユーロポール(欧州刑事警察機構 Europol 2000年に正式発足)等を通じた情報や英捜査当局からの捜査協力・情報提供の要請を受けて、フランスを含むEU諸国、関係諸国の警察当局が不法移民(密入国、密出国、人身売買等も含む)関連の捜査に動いた結果であろうことは想像に難くないであろう。

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