https://www.j-cia.com/archives/14424 の続きですが、連載順とストーリーはアメリカドラマ風にバラバラにしています(ただし今回は第四回の続きの前編)。 ----------------------------- 「いや、ちょっとね、君のためにもなるから話をしてみようと。まずは話を聞いてもらおうじゃないか。神谷君、お茶飲んだら話して。君のたっての希望なんだから」 いったい、何が始まるのだ・・・? 「はじめまして、と言う気がしませんね」 ちょっといやな感じ、という印象だった。最初の神谷。 神谷は続けて 「あなたもご存じの通り、あなたは警視庁公安4課、いや、もっと上の資料にも載っています」 「あ、通称物書きさんファイルね」 年は大分上なのだろうが、そんなことは「看板」同士で話しているのだから関係ない。むしろ、
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https://www.j-cia.com/archives/14424
の続きですが、連載順とストーリーはアメリカドラマ風にバラバラにしています(ただし今回は第四回の続きの前編)。
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「いや、ちょっとね、君のためにもなるから話をしてみようと。まずは話を聞いてもらおうじゃないか。神谷君、お茶飲んだら話して。君のたっての希望なんだから」
いったい、何が始まるのだ・・・?
「はじめまして、と言う気がしませんね」
ちょっといやな感じ、という印象だった。最初の神谷。
神谷は続けて
「あなたもご存じの通り、あなたは警視庁公安4課、いや、もっと上の資料にも載っています」
「あ、通称物書きさんファイルね」
年は大分上なのだろうが、そんなことは「看板」同士で話しているのだから関係ない。むしろ、